ポンコツトレードブログ

凡人による全力トレード奮闘ブログ

己の目

どうもTsunamayoです。

 

今も検証の日々が続いている。

もう三か月を過ぎてしまい、四カ月目に入りました…

 

もう何年分の検証を行ったのだろうか…

 

まず最初に2001年から2008年分の検証を行い、

昔の値動きと、最近の値動きの違いに驚き、

近年の相場検証に切り替え、徹底的に検証していた。

 

 

ユーロドルで最強に難しいと感じた相場期間がある。

リーマンショックで下がり切った2015年3月から上昇トレンドに乗る前の2017年3月。

約二年間のこの相場。

 

とにかくどんな値動きが形成されるかが全く読めない。

 

「裏を読んだつもりでも、そのまた裏を取られて、その裏を読んだら…」

 

みたいな感じで考えをグッチャグチャにされた。

 

値動きと言うモノをまだまだ掴めていない。

 

そう思い知らされた。

 

 

「レンジ相場では、やはりトレードしない方がいいのだろうか。」

 

 

周りの言うように、そういう考えの方がいいのかもしれない。

 

そう思う時期も多々あったが、

 

なーんか引っかかる…

 

本当にレンジ相場はやらない方がいいのか?

 

本当にレンジ相場は勝てないのか?

 

そういう疑問が沸いてきた。

 

 なぜなら、

 

「相場自体がレンジで構成されているのに、レンジから逃げていていいのか?」

 

そう思ったから。 

 

「レンジを読めないから、トレンドにも乗り遅れる。」

 

「レンジに気づかないから、負けまくる。」

 

本当にこの二つを理解できるかどうかがかなり重要だと俺は思う。

 

「なぜ値動きがそう動いたのかを理解すること」

 

自分が検証を始める前に掲げた最初の言葉だ。

 

そうやって値動きを見ていくと

 

「こいつら…遊んでるやろ…」

 

そう思える値動きが確かにある。

 

検証した今では、指標ですら、値動きの通りに動いていると今は思う。

 

値が動いた理由が見えていても負けるときは負ける。

 

正直、確率論であることも確かだ。

 

運の要素も間違いなくある。

 

でも検証を行っていて、負けた理由が存在することも多かった。

 

そこが見えてくるのも大切なんじゃないかなと思った。

 

「ああ、この裏を取られたからか…」

 

「そうか、こういう動きだったのか…」

 

検証で熱くなりすぎてしまっているときは、こんなことが多々あった。

 

「もうちょっと冷静に値動きを見れていたら…」

 

検証で熱くなる奴が、本番で勝てる筈がないだろう。

 

そういったメンタルトレーニングとしても検証は大いに役立った。

 

「検証でメンタルも鍛えられる。」

 

これは事実だ。

 

 

そしてもう一つは、やっぱり連敗しているときに、

そのメンタルで、しっかりインしていけるかどうかだ。

本当に勝っている人はこの部分が際立っている。

負け続けていると、根拠があっても、

どうしても、エントリーを踏みとどまってしまう…

 

でも、そこでエントリーできる勇気があるかどうかだ。

 

また負けるかもしれない。

 

損失を被るかもしれない。

 

自分を否定されるかもしれない。

 

色んな不安要素を抱えながらも、自分の根拠でインできる勇気。

 

それは自分を信じ切れるから生まれる勇気だ。

 

それだけのことをその人はやってきているのだ。

 

このことは何度もブログに書いているが本当にそうだと思うから。

 

どうしてもココなんだ。

 

勝者と敗者の分かれ目だ。

 

自分にしっかり理解させるために何度だって書くつもりだ。

 

 

 

今は世に手法が沢山、出回っている。

 

押し目買い、戻り売り、MTF分析、フィボナッチやブレイクアウト、チャネルなどいろいろな手法を試した。

 

全て確かに機能している。

 

みんな言っていることは正しいと僕は思う。

 

ただ、大切なのは、

 

「機能する場所は何処か」と言う事だ。

 

適当にずーと押し目買いや戻り売りばっかり狙っていても勝てないと思う。

 

大事なそのポイントを見つけられるのは、その手法で死ぬほど相場を見てきた人だけだ。

 

それぐらい値動きを見なければいけないんだ。

 

 色んな手法も試すのもありだ。

 

そうしていればいずれ、

 

「あの手法とこの手法を組み合わせて見たらどうかな!?」

 

「この手法とこの手法は相性悪いな…」

 

など見えてくるものが必ずある。

 

そうやってみんな我流の手法を身につけていくのだろう。

自分にしか見えない値動きが、見えてくるはずだ。

その値動きの捉え方こそ、自分に最適な手法になるはず。

 

 

手法を何度も作り、捨てて、また、作り、捨ててを繰り返してきた自分だが、作ってきた手法が無駄じゃないことがわかる。(本当にいらないのもあったが…笑)

 

こういう場合はあの動きが来そうだな…と手法を色々検証してきた人はその手法での値動きを覚えているからか、判断の幅が広がる。

そうしていろんな可能性が浮かぶ。

 

この色んな可能性こそ味噌だ。

 

「どういった値動きが想定されるのか、それを最大限考える。」

 

これで勝率が変わってくるはずだ。

 

こういう考え方が出来るのは色々な手法を試してきたからこそだと思う…

 

 

と、こんな文章を長々書いてきた自分は別に勝ちトレーダーではないことを知っていてもらいたい。

 

損失を出した生粋の負けトレーダーだ。

 

だからこそ、この自分の記事を疑ってほしい。

 

「本当にそうなのか」

 

そうやって自分の目で確かめることが一番大切だったと今は思えるから。

 

 

 

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